【油断禁物!】海外送金の方法と必要資料

How To & Advice

海外送金をしたことがない方!留学がワーホリ準備で、海外送金を予定している方!送金くらいすぐできる…。と思っていたら危ないです!失敗する前に、どんな手順で、どんな資料が必要か、こちらの記事で一緒に確認していきましょう。

キーポイント

外貨送金の際に抑えておくべきポイントを以下にまとめました。

・外貨の事前積み立て

・支払期限より1~2か月以上前には、どのような手続きが必要で、どのくらいそれぞれ時間を要するのかを調べておく(知っておく)

・事前準備が必要(送金先の情報登録)

・銀行履歴や用途など資料&情報が必要

・手数料

とった手順と必要な資料

手続き手順

実際に私が留学準備の際にとった手順とそのかかった時間をご紹介します。私の場合は、留学費用をエージェント様の海外口座に振り込みました。使用した金融機関はソニー銀行になります。かかる時間の目安もソニー銀行によるものになりますので、各自の銀行の手続き手順・要する日数はしっかりホームページなどで確認しておきましょう。

今回私が使用した金融機関はソニー銀行です。事前に外貨に換えて貯金していました。為替リスクを緩和させるためにも、前もって1週間に〇〇円/ 1ヵ月〇〇円、といった形で積み立てて、送金する通貨に変えておくことをおすすめします。為替のリスクが分散されて、金銭的にも心にも余裕がでてくるでしょう。

送金先から請求書(Invoice)もらう&期限確認

留学費用等であれば、請求書が発行されているはずです。期限と金額をしっかり確認しましょう。

生活費等の送金を考えている方は、もちろんなしで大丈夫です。

送金金額の用意

口座に送金金額を用意します。送金する金額プラス、手数料も含めておくよう、注意しましょう。

外貨預金を事前にする方は、この金額を目指して、預金計画を立てて積み立てをしていきます。

海外送金先の登録手続き

送金期限にかかわらず、こちらのステップは情報が分かった時点で進めておきましょう

筆者の私も体験しましたが、登録手続きに数日時間がかかることを知らず、送金したいと思っていた日に手続きを開始してしまい、後々期限を延ばしてもらう羽目になってしまいます。

送金先の情報が分かった時点で銀行への送金先登録手続きをしましょう。

銀行より必要書類など要請

登録手続きと、その後の銀行からの追加資料要請があります。下記に必要情報や書類の内容をまとめてありますので、確認して事前に準備できるものはしておきましょう。

所定の審査が終了後(お手続きから概ね3~10営業日)登録完了

銀行が受け取った書類・情報をもとに審査をし、送金先の登録が完了します。登録完了には3~10営業日がかかります。また、これはあくまでも、書類・情報の提出が済んでからかかる時間になります。メールでの書類のやり取りにかかるリードタイムも含めて、前もって取り掛かっておくと安心です。

送金依頼(完了まで1~5日)

登録完了後、送金の依頼が可能になります。送金にかかる手数料をどう含ませるかも考慮して、金額を設定し、送金依頼を完了させます。

受取金融機関へ入金 3~4営業日以上

これで、私たちがとる手順は終わりです。着金までには3~4営業日かかります。

必要資料 (ソニー銀行の場合)

学校への在籍が確認できる入学許可証など

【学校に在籍するかたとの関係(続柄)がわかる資料】

戸籍謄本、婚姻証明書、出生証明書、各国公的機関発行の公証書など

送金原資に関する資料

原資の種類により、確認資料が異なります。

a. 原資が給与や年金・助成金の場合

給与や年金などの受け取り口座の通帳・入出金明細など(6ヶ月分)

当社以外の場合、金融機関名と口座名義が確認できるページもあわせてご提出。

b. 原資がその他の場合

例を参考に、次の2点をご提出ください。

・原資となる取り引きの受け取り口座の通帳・入出金明細など(6ヶ月分)

・原資となる取り引き内容が確認できる書類 

・運用・配当金に関する資金(運用に関する契約書など)

・不動産関連収入(不動産売買や賃貸に関する書類など)

・保険金(保険会社の支払金にかかる書類など)

・相続(相続関係書類など)

・物品の販売代金 (契約書、取り引きに関する書類など)

収入に関する資料

次の2点を提出します。

・給与や年金などの受け取り口座の通帳・入出金明細など(6ヶ月分)

・給与明細、源泉徴収票、雇用契約書、確定申告書など

出金元金融機関の預金通帳の写しまたはステートメント(6ヶ月分)

こちらは、上記の口座履歴に入出金があった場合などに追加で要求されます。

上記金融機関口座の使用使途と原資の成り立ち(どのようにして貯めたか)の説明

提出した資料の内容により、個別でその他資料を求められることもあるので注意してこまめにメールを確認することをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ただの国内銀行の円送金とは異なり、相手銀行に着金するまでに踏むステップとかかる時間がかなりあります。後々急いだり、間に合わない、っていうことにならないように、前もって準備しておきましょう。ご本人での送金や、親御さんからのご送金の際、この記事がお役に立てればうれしいです。

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